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順延となった第3戦、ワールドファイナルを懸けた戦い# 02吉村錬太朗、シリーズ連覇へ王手

1 時間前
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2026 FIM MotoMini Japan Series

第3戦 順延 MotoUP 桶川スポーツランド

2026年9月5日 (土)


 2026 FIM MotoMini Japan Series 第3戦が9/5(土)に埼玉県のMotoUP桶川スポーツランドで開催された。本来開催日の6/28が悪天候で延期となり最終戦の前日に代替。

それにより異例の2DAYとなった。


 今回はレギュラー参戦11名に加えスポット参戦で2名のライダーがエントリー。MotoUP桶川スポーツランドで開催される関東ロードミニ選手権SP-EXP優勝の♯13木村隆之介。台湾のトップライダー♯14ルー・ビンを含めた13名での戦いとなる。


 舞台であるMotoUP桶川スポーツランドはシリーズ唯一の2回開催。国内外で活躍するトップ選手はもちろん、アジア圏からも多くのライダーがトレーニングに集まる国内屈指のコースだ。


 MotoUP桶川スポーツランドでのMotoMiniで最も速いレコードタイムは、2024年のQ1にて知識隼和が記録した“41秒517”だ。


 前夜より雨量は少なくなったものの受付開始時には若干雨が残り、9月初旬とは思えないほどの寒い朝となる。



フリー走行



 先ずは20分間のフリー走行が午前中に3本行われる。サスペンション等のセッティングはフリー走行でしか変更することが出来ない。 

 

 雨粒が若干落ちてくる状況。コースはウェット。新品のレインタイヤで3本のフリー走行が行われる。


 フリー走行①トップタイムは昨シーズンのジャパンシリーズチャンピオンであり開幕から走行した全てのセッションでトップを獲っているフルマーク120Pの♯ 2吉村錬太朗46秒422。昨シーズンの最終戦の桶川スポーツランドでもダブルウィンを獲得している。2番手はランキング2位87Pの♯6田中陸。46秒513を記録しトップから0.091秒差。3番手はランキング10位28Pの♯7平山夏暉。4番手にランキング6位48Pの♯12平山碧唯。5番手にスポット参戦の♯13木村。MotoUP桶川スポーツランドで開催される関東ロードミニ選手権の8月ラウンドでクラス優勝を獲得した♯12平山と♯13木村がTOP5に入る。5コーナーではランキング8位39Pの♯11相馬一志とルーキー勢ランキングトップ5位62P♯5生形秀虎が転倒を喫する。

 

 フリー走行②では雨が完全に止み、気温が一気に上がり路面が急激に乾いていく。ハーフウェットの難しい路面状況の中、トップは♯2吉村。フリー走行①のタイムを上回る45秒158。0.278秒離れて2番手♯6田中。3番手はランキング7位42Pの♯9知名真宏。4番手♯13木村。5番手ランキング3位86Pの♯3福本裕士。4コーナー立ち上がりでは♯5生形が二度目の転倒。打ち所が悪く一時動けない状態で救急搬送となったが、次の走行までには走れる状態へ回復した。

 

 最後のフリー走行③レコードラインは完全ドライコンディションだがそのままレインタイヤで走行。トップタイムは♯6田中陸が43秒397。♯12吉村がいるセッションで初めてトップタイムを記録する。2番手は0.303秒差で♯2吉村。3番手♯9知名。4番手♯13木村。5番手ランキング4位77Pの♯8高江洲湊都までがトップから1秒以内に入る。

フリー走行総合のTOPタイムは2本目に♯2吉村が記録した41秒212となった。フリー走行が終わりインターバル中に全車スリックタイヤ前後新品へと交換が決定。これにより本来フリー走行のみで行えたセッティングの変更が、以降のセッションも特別に許可された。新品のスリックタイヤはそのまま2回の予選と決勝2レースを戦う。




予選①



 レース1のグリッドを決める15分間の予選① はタイムを出しつつドライ用のセッティングを詰めていく。そのため全車いつもより多く周回しピットインを繰り返す。

トップタイムは♯2吉村。42秒168を記録し7連続ポールポジションを獲得。

 

 2番手はトップから0.039秒差で♯6田中。3番手♯13木村。4番手♯8高江洲。5番手♯9知名。6番手♯12平山。7番手♯11相馬。8番手♯3福本。9番手スポット参戦の♯14ルー・ビン。10番手♯7平山。11番手♯5生形。12番手♯10前田隼。13番手♯4熊谷勇騎と続く。


予選②



 予選②も同じく15分間で行われた。このセッションで遂に♯6田中が予選①で♯2吉村が出したタイムを上回る42秒108を記録。初のポールポジションを獲得する。

2番手にはトップから0.097秒差で♯2吉村が続く。

 

 3番手♯8高江洲。4番手♯9知名。5番手♯13木村。6番手♯12平山。7番手♯3福本

8番手♯11相馬。9番手♯5生形。10番手♯7平山。11番手は♯14ルー・ビン。12番手♯10前田。♯4熊谷はマシントラブルの為、基準タイムに届かず。レース2は嘆願書を提出し戦列に並ぶこととなった。


決勝レース①



 最初の決勝、レース1は15周。ホールショットは#2吉村。続いてホームコース戦となるスポット参戦の♯13木村が2番手に上がる。その後ろにつけるのは♯6田中。

トップの♯2吉村は序盤から単独でペースを上げるのが上手く、1周目から速いペースで早々に独走態勢を目指していく。



 2周目の1コーナーで♯13木村のインに♯6田中が飛び込み2番手浮上。躱された♯13木村はそのまま後ろにつきトップを追いかけていく。3番手♯4高江洲。4番手♯9知名が続く。この周回で♯6田中がファステスト。トップを猛追する。


 3周目には♯4高江洲もペースを上げ、前を走る♯13木村に近づいていく。♯6田中は2週続けてファステストを記録し♯2吉村に追いつく。上位4台は♯2吉村VS♯6田中のトップ争いと♯13木村VS♯4高江洲の3番手争いの構図になっていく。



 9周目まで大きな動きは無く膠着状態のトップグループ2組。順位こそ変わらないものの2番手の♯6田中は更にファステストを更新。ラップペースで♯2吉村を上回り仕掛けどころを模索する。


 11周目に入るとそれまでバトルに発展する距離まで詰まっていた3番手♯13木村と4番手♯4高江洲の間隔が拡がっていく。

13周目もトップの順位はそのまま。1コーナーや3コーナーでは2番手の♯6田中が上回っているように見えるが、前を走る♯2吉村に一切のミスや隙が無く前に出るチャンスを見出すことができない。



 ファイナルラップでは各コーナーで♯6田中が果敢にトライするも鉄壁♯2吉村の前に出ることは出来ない。そのまま♯2吉村がトップチェッカー。連勝記録を7に伸ばす。♯6田中は今シーズン4回目の2位。スポット参戦の♯13木村は表彰台3位を獲得する。4位♯8高江洲。5位♯9知名。6位♯12平山。7位♯11相馬。8位♯3福本。9位♯7平山。10位♯4熊谷。11位♯5生形。12位♯14ルー・ビン。13位♯10前田となった。






決勝レース②



 消耗したタイヤでのコントロールが求められるレース2は+3周の18周で争われる。ホールショットはポールスタートの♯6田中。直後♯2吉村が仕掛けるが前に出せばレース1と同じ展開の可能性がある為、全力で死守する。耐え続ける♯6田中だが4周目。遂に♯2吉村にトップを奪われる。


 5周目の1コーナーではインに入り一瞬前にでるも3コーナーで今度は♯2吉村がインに入って先行。クロスラインをかけるも届かず♯2吉村がトップ。2番手♯6田中。レース1よりも激しい攻防戦が続く。その後方では3番手♯8高江洲。4番手♯13木村。5番手♯9知名。6番手♯12平山と続く。



 7周目。3コーナーで♯2吉村のインに♯6田中がオーバーペースで飛び込み若干アウトに膨らんでいく。そこをクロスラインで♯2吉村が元の順位へ戻していく。その後も♯6田中はイン、アウトと♯2吉村とは違うアプローチを試みるもチャンスを見出すことが出来ずレース1と同じような展開になっていく。




 10周目。3番手♯8高江洲は単独で前後に大きく距離が開く。13周目。4番手♯13木村と5番手♯9知名。6番手♯12平山と7番手♯3福本の間隔が詰まり始める。8番手♯5生形と9番手♯14ルー・ビンも距離が近づき緊張感が高まっていく。更にその後ろには♯11相馬と♯7平山が近づく。



 14周目には8番手から11番手までが1つの塊となり4台のバトルに発展。各ポジションで目が離せない近接戦となる。


 15周目。ここまで膠着状態だったトップ2台だが3コーナーで今一度♯6田中がインに入り今度は成功かと思われた矢先、そのまま強烈なバンク角と車速で♯2吉村がイン側に食い込み♯6田中と並走して立ち上がり。そのまま4コーナー進入で前に出ていく。♯6田中がどんなアプローチをしてもそれを♯2吉村が返していく。そのままファイナルラップも♯2吉村が押さえ切り8連勝目のチェッカーを受ける。


 レース1よりも積極的に仕掛けた♯6田中が2位。3位♯8高江洲。4位♯12木村。5位♯9知名。6位♯12平山。7位♯3福本。8位♯5生形。9位♯11相馬。10位♯14ルー・ビン。11位♯7平山。12位♯10前田。♯4熊谷はスタート時に転倒を喫しそのままDNFとなった。




表彰式


レース1 表彰
レース1 表彰

レース1 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース1 第2位 # 06 田中 陸


レース1 第3位 # 13 木村 隆之介



レース2 表彰
レース2 表彰

レース1 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース1 第2位 # 06 田中 陸


レース1 第3位 # 08 高江洲 湊都


ポイントランキング



 ポイントランキングは♯2吉村が160Pで2番手の♯6田中と39P差となり翌日のレース1で1Pを獲得した時点でチャンピオンが決定となる。

ワールドファイナルへの切符は2枚。♯6田中121P。16P差でランキング3番手に浮上した♯8高江洲105P。5P差でランキング4番手♯3福本までが獲得の可能性を残す。


 翌、9/6日曜日は2026シーズン最終戦。二日続けてのタフなレースを制して世界へのチャンスを掴み取る2名の挑戦者が決定する。




2026 FIM MotoMini Japan Series

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