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最終戦 #02吉村錬太朗が史上初の2連覇&全勝王者に。#06田中陸とともに世界への切符を掴む

1 時間前
読了時間: 7分


2026 FIM MotoMini Japan Series

第5戦 MotoUP 桶川スポーツランド

2026年9月6日 (日)


 2026 FIM MotoMini Japan Series 第5戦が9/6(日)に埼玉県のMotoUP桶川スポーツランドで開催された。本来開催日の6/28が悪天候で延期となり最終戦の前日に代替。

それにより異例の2DAYとなった。


 今回はレギュラー参戦11名に加えスポット参戦で2名のライダーがエントリー。MotoUP桶川スポーツランドで開催される関東ロードミニ選手権SP-EXP優勝の♯13木村隆之介。台湾のトップライダー♯14ルー・ビンを含めた13名での戦いとなる。


 舞台であるMotoUP桶川スポーツランドはシリーズ唯一の2回開催。国内外で活躍するトップ選手はもちろん、アジア圏からも多くのライダーがトレーニングに集まる国内屈指のコースだ。


 前日の土曜日に続く連続開催のため、マシン個体差を加味してイコールコンディションになるよう車両はシャッフルされゼッケンが付け替えられている。



フリー走行



 通常であれば20分間のフリー走行が午前中に3本行われるが、その日は午後になると激しい雨になる予報。その対策として急遽タイムスケジュールが変更になる。フリー走行は30分1回のみ。セッティング変更の規制も解除された。予選と決勝は通常通りだが全体的に前倒しとなった。


 半袖では寒いほど気温が低く雨が降る中、新品のレインタイヤでフリー走行がスタート。トップタイムは昨シーズンのジャパンシリーズチャンピオンであり開幕から全てのレースを制しているフルマーク160Pの♯ 2吉村錬太朗46秒016。

 2番手はランキング2位121Pの♯6田中陸。46秒418を記録しトップから0.402秒差。3番手はランキング6位68Pの♯12平山碧唯。4番手に前日のレースで28Pを獲得しランキング11位に入ったスポット参戦の♯13木村隆之介。5番手ランキング10位34P♯7平山夏暉。♯6田中とワールドファイナルへの出場権を賭けて争うランキング4位100P♯3福本祐士は6番手。同じく出場権獲得圏内、前日のレースでランキング3位に浮上した♯8高江洲湊都は7番手となった。



予選①



 レース1のグリッドを決める15分間の予選① 依然寒く雨が降り続く。トップタイムは♯2吉村。6周目に45秒768を記録。今シーズン8回目のポールポジションを獲得。

 2番手はトップから0.019秒差で♯6田中。3番手♯12平山は自己最高位グリッド。4番手♯3福本。5番手♯13木村。6番手にここまでのシーズン最後尾付近での走行が続いていた♯10前田隼はベスト更新中に3コーナーで転倒するも自己最高位グリッドを獲得。7番手♯8高江洲。8番手ランキング7位64P♯9知名真宏。9番手♯7平山。10番手ルーキー勢ランキングトップ5位70P♯5生形秀虎は4コーナー立ち上がりでハイサイド。昨日に続いてダメージが大きい転倒となる。11番手ランキング8位51P♯11相馬一志。12番手は台湾からのスポット参戦♯14ルー・ビン。13番手ランキング9位40P♯4熊谷勇騎となった。


予選②



 予選②も同じく15分間で行われた。このセッションでも♯02吉村がトップ。45秒215で、全10戦中9回のポールポジションを獲得した。

 2番手にはトップから0.532秒差で♯6田中。3番手♯3福本。4番手♯12平山、5番手♯8高江洲。6番手♯7平山。7番手♯9知名。8番手♯13木村。9番手♯5生形は8コーナー立ち上がりでも転倒。10番手♯11相馬。11番手♯10前田。12番手♯4熊谷。13番手♯14ルー・ビンと続いた。



決勝レース①



最初の決勝、レース1は15周。ホールショットは#2吉村。すぐ後ろに♯6田中。前日と同様の位置関係。3番手には♯13木村がつける。そのままのオープニングラップかと思われた6コーナー立ち上がり。♯6田中がまさかのハイサイド転倒。ワールドファイナル出場権を得るためにノーポイントは絶対に避けたい♯6田中。すぐに起き上がるがエアバッグが開いているため一旦ピットイン。新しいエアバッグを着用し再度コースイン。最後尾から追い上げを目指す。これで2番手に♯13木村。3番手♯3福本。4番手♯8高江洲。5番手の♯10前田は自己最上位を走る。グリッドでは♯12平山がエンジンストールしピットロードへ退避。エンジンをかけて再度コースへ出ていく。



 3周目。序盤からペースを上げる事を得意とする♯2吉村はあっという間に差を広げていく。2番手争いは♯13木村、♯3福本、♯8高江洲、♯10前田の4台。


 4周目に6番手の♯7平山がペースを上げて少しずつ2番手争いの4台に近づいていく。その後ろでは♯5生形が引っ張る7番手争い。8番手♯9知名、9番手♯11相馬、10番手♯14ルー・ビン、11番手♯4熊谷までの5台が続く。



 5周目も単独でファステストタイムを更新し続ける♯2吉村。このレースで1ポイントだけ獲得すればチャンピオンが決まる圧倒的優位な立場にいながら攻める姿勢を崩さない。2番手の♯13木村はペースを上げて単独となっていく。


 6周目にそれまで7番手争いを牽引していた♯5生形が9番手まで順位を落とす。これにより♯9知名が7番手。♯11相馬が8番手に浮上する。


 7周目にスタート直後エンジンストールした♯12平山が追い上げ中の4コーナー立ち上がりで転倒を喫する。この時点でオープニングラップ転倒があった♯6田中は1Pが獲得できるポジションまで順位を上げる。


 8周目。それまで自己最高位6番手を走行していた♯10前田が8コーナー立ち上がりで痛恨の転倒。そのまま戦列を去ることとなる。


 12周目。依然全くペースが落ちないトップ♯2吉村は2番手の♯13木村との差を7秒以上つけていく。その♯13木村の後方では3番手を走行中の♯3福本が3コーナーで転倒。そのままDNF。ワールドファイナル獲得がかかるランキング2位と4位が転倒という波乱の展開に3番手に上がったランキング3位♯8高江洲に大きなチャンスが訪れる。



 雨量が増えていく中、終盤まで一切ペースを落とさなかった♯2吉村は最終的に10.7秒の大差をつけ独走優勝。完璧なレースで最後のレースを待たず、2年連続のチャンピオンを獲得。2022年からスタートし5年目のシーズンとなるMotoMiniJapanで初の快挙となった。

 2位には集団から逃げ切った♯13木村。3位♯8高江洲はランキング4位♯3福本に対して20Pまでポイント差を広げ、ランキング2位♯2田中まで4ポイント差に近づく。♯6田中は10位3Pを獲得しダメージを最小限に抑えた。4位♯7平山。5位♯11相馬。6位♯9知名。7位にはみるみると日本のコンディションに順応して素晴らしい走りを見せる♯14ルー・ビン。8位♯5生形。9位♯4熊谷。10位の♯6田中までが完走扱いとなった。






決勝レース②



 ランキング2~4位の苛烈を極めるワールドファイナル出場権争いに注目が集まるレース2開始直前。雨が一段と強くなる。雨量は3mmを超えこの後更に激しくなる事は確実という状況の中、競技の安全な進行が不可能と判断。レース2の中止が発表され、予選②の順位が正式結果となりポイントは通常の半分が与えられることになった。



 これにより♯2吉村が190P。今シーズン全てのレースを優勝で締めくくり史上初の2年連続チャンピオン加え全勝チャンピオンという偉大な記録を打ち立てた。

ランキング2位には♯6田中。♯2吉村と共に見事ワールドファイナルへの挑戦権を獲得した。

 以降のランキング順は3位♯8高江洲。4位♯3福本。5位♯5生形。1ポジションアップで6位♯8知名。1ポジションダウン7位♯12平山。8位♯11相馬。9位は1ポジションアップで♯7平山。10位には2日間で48Pを獲得したスポット参戦の♯13木村。11位♯4熊谷。12位♯10前田。13位のスポット参戦ルー・ビンが12Pを獲得し台湾トップライダーとしての力をしっかりとアピールした。



表彰式


レース1 表彰
レース1 表彰

レース1 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース1 第2位 # 06 田中 陸


レース1 第3位 # 13 木村 隆之介



レース2 表彰
レース2 表彰

レース2 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース2 第2位 # 06 田中 陸


レース2 第3位 # 03 福本 裕士



年間ランキング表彰式


年間ランキング表彰
年間ランキング表彰

年間チャンピオン # 02 吉村 錬太朗


年間ランキング 第2位 # 06 田中 陸


年間ランキング 第3位 # 08 高江洲 湊都


ポイントランキング



 11月5週目にバレンシアで開催されるワールドファイナルの切符を手にした吉村錬太朗と田中陸。それまでにMotoMiniJapanバックアップの元で様々なトレーニングを行い、各地のレースに参戦し更にスキルを伸ばしていく。

吉村にとっては2回目のワールドファイナル。前回の後悔を払拭する強いレースに期待が膨らむ。

田中は初のワールドファイナル。全てが異なる環境で世界中から集まるライバルたちとどう戦っていくかが注目される。


 5年目を終えたジャパンシリーズ。ここを巣立った若い力は今まさに国内外の舞台で活躍をしている。世界への登竜門JrGPでは初代王者の池上聖竜。Moto4アジアでは24王者の知識隼和。ワールドファイナルチャンピオン国立和玖。松山遥希。全日本ロードレース選手権もてぎ大会J-GP3ではMotoMini卒業生が表彰台を独占。トップライダーへの間違いない最短ルートがここにあることが結果で証明されている。


 最終戦の最後に代表の中込より来期の開催が告げられた。MotoMIniJapanは2027も更にトップレベルの環境を用意して世界を目指す新たな挑戦者たちを全力で支えていく。





2026 FIM MotoMini Japan Series

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