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#02吉村 錬太朗 他を圧倒する速さで第2戦ダブルウィン連勝

  • 2 日前
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2026 FIM MotoMini Japan Series

第2戦 モビリティリゾートもてぎ 北ショートコース

2026年5月17日 (日)


 2026 FIM MotoMini Japan Series 第2戦が5/17(日)にモビリティリゾートもてぎで開催された。舞台となる北ショートコースは2023以来の開催となり、今期メンバーはこのコースでのMotoMini参戦経験は無い。完全なイコールコンディションと言える。数年ぶりのモビリティリゾートもてぎ 北ショートコース開催にあたり、前日の土曜日に3本の公式練習が行われた。


 北ショートコースのMotoMini (旧MiniGP)の最も速いレコードタイムは、2022年のQ1にて松山遥希が記録した“43秒995”だ。


 朝9時の気温は24℃。最高気温30℃近い夏日のドライコンディション。路面温度もこの時期としては非常に高く、タイヤマネジメントとフィジカルへの負担が大きい一日となる。




フリー走行



 先ずは20分間のフリー走行が午前中に3本行われる。サスペンション等のセッティングはフリー走行でしか変更することが出来ない。


 前日に3本走行したユーズドタイヤをそのまま使用するフリー走行①トップタイムは昨シーズンのジャパンシリーズチャンピオンであり開幕ダブルWINを果たしたランキングトップ40Pの♯ 2吉村錬太朗44秒998。2番手はランキング4位26Pの♯8高江洲湊都。45秒241を記録しトップから0.243秒差。3番手はランキング2位34Pの♯6田中陸。4番手にランキング3位30Pの♯3福本裕士。上位4名は継続参戦組。ルーキー勢トップはランキング10位8P♯11相馬一志の45秒351。0.052秒差で、土曜に転倒を喫したランキング5位21P♯5生形秀虎が全体の6番手につける。


 フリー走行②トップは♯2吉村。フリー走行①のタイムを上回る44秒680。0.184秒離れて2番手♯8高江洲。3番手は♯6田中。ここまでが44秒台。4番手♯3福本。5番手、ルーキートップのランキング8位11P♯12平山碧唯。


 最後のフリー走行③も♯2吉村が44秒821でトップタイムを記録する。土曜日の3本。ここまで3本のフリー走行も含め合計6本を全てトップタイムで締めくくる。加えて消耗しきったタイヤでもほぼベストラップ付近で走れるということも証明してみせた。2番手は0.134秒差で♯8高江洲。3番手♯6田中。4番手♯3福本。5番手♯12平山。6番手にランキング9位9P♯7平山夏暉。7番手♯11相馬となった。フリー走行総合のTOPタイムは3本目に♯2吉村が記録した44秒680となった。フリー走行が終わりインターバル中に全車タイヤは前後新品へと交換。そのまま2回の予選と決勝2レースを戦う。



予選①



 レース1のグリッドを決める15分間の予選① ♯2吉村は3周目で“43秒893”をたたき出しレコードブレイク。全体で唯一の43秒台であり、2022年に松山が記録したコースレコードを0.102秒上回った。昨年のチャンピオンは常に当たり前として勝利が求められる。その当たり前の中で、先人のレコードタイムを上回る事はとても重要であり、この結果は素晴らしいといえる。セッション自体も4周で終えタイヤの温存に成功。完璧な予選となった。


 2番手はトップから0.672秒差で♯8高江洲。3番手♯6田中。4番手♯12平山。ここまでが44秒台。5番手♯3福本。6番手♯7平山。7番手♯5生形。8番手ランキング同一6位14P♯4熊谷勇騎。9番手は1コーナーで転倒を喫した♯11相馬。10番手ランキング同一6位14P♯9知名真宏となった。♯10前田隼はトップから107%以内のタイム外となり予選落ちしてしまう。



予選②



 予選②も同じく15分間で行われた。このセッションでも♯02吉村が規定最小周回数となる3周のみでトップタイムを記録し、ダブルポールポジションを獲得した。2番手にはトップから0.318秒差で、予選①から1ポジションアップした♯6田中が続く。


 3番手の♯8高江洲は、3周目のアタック中に2コーナーでハイサイド転倒。幸いにも車両ダメージは走行可能なレベルで、自走でピットへ戻り修復作業が行われた。しかし、手の痛みによりメディカルチェックを受けている間も規定周回数を満たしておらず、このままセッション終了となれば決勝に出走できない状況となっていた。残り時間が少ない中、♯8高江洲は急いで再コースインし、規定周回数を満たすため周回を重ねながらアタックを続行。結果として、転倒前に記録していたタイムがベストラップとなった。


 4番手は♯12平山、5番手は♯3福本。6番手の♯5生形までがトップから0.6秒以内に入る大接戦となった。7番手の♯7平山は、セッション残り3分のタイミングで最終コーナーにてスリップダウン転倒。8番手♯9知名、9番手♯11相馬、10番手♯4熊谷と続いた。


 11番手の♯10前田は、このセッションも予選落ちとなったものの、本人からの嘆願が認められ、両決勝への出走が許可された。


決勝レース①



 最初の決勝、レース1は15周。スタートが良かったのは♯8高江洲と♯3福本。しかし4コーナーで♯2吉村が早々にトップとなりそのままオープニングラップを制する。



 序盤から積極的にペースを上げる♯2吉村は5周目には2番手と3秒以上の差をつけて独走。2番手争いは♯3福本、♯6田中、♯8高江洲の3台。その後ろでは5番手♯12平山と6番手♯5生形が争う。


 8周目に♯6田中が2番手。♯8高江洲が3番手に順位を上げる。2つポジションを下げて4番手に♯3福本。その後も♯6田中と♯8高江洲が順位を何度か入れ替えていく。




 11周目の1コーナーで♯6田中のインに綺麗に刺して♯8高江洲が2番手に上がっていく。第一ヘアピンで今度は♯3福本が3番手に浮上。♯6田中が4番手かと思いきや、第二ヘアピンで3番手を取り返していく。


 12周目。トップ独走の♯2吉村は2番手との差を5秒3まで拡げていく。13周目には、それまで3台の2番手争いだったところに5番手の♯12平山が加わり更に過熱していく。



 トップを独走し続けたディフェンディングチャンピオン♯2吉村が大差をつけレース1を制し開幕から3連勝。激しい2番手争いは手の痛みを抱えながらも♯8高江洲に軍配が上がる。♯6田中は0.096秒差で惜しくも3位。4位♯3福本。5位にはルーキー♯12平山が入った。6位♯5生形。7位♯7平山。8位♯11相馬。9位♯9知名。10位♯4熊谷。11位♯10前田となった。





決勝レース②



 消耗したタイヤでのコントロールが求められるレース2は+3周の18周で争われる。スタートは数台が上手くスタートを決める中#2吉村がウィリーをしてしまい出遅れ、前に出たのはレース1で4位の♯3福本。



 その後ろに張り付く♯2吉村が第二ヘアピンで♯3福本をパスしてトップへ。2番手♯3福本。3番手♯8高江洲。4番手♯12平山。5番手♯5生形。セカンドグリッドの♯6田中もスタートに失敗し順位を大きく落として6番手でコントロールラインを通過する。


 2周目で♯2吉村のタイムは44秒672。レース1と同じく序盤からプッシュして独走に持ち込むペース。4周目。スタートで大きく後退した♯6田中がペースを上げて♯5生形をパス。更に前の♯12平山も躱し4番手に浮上する。第二ヘアピンでは♯10前田が転倒。そのままリタイアとなる。


 5周目に♯2吉村は更に加速。44秒前半に入れてくる。2番手争いの♯3福本と♯8高江洲はほぼゼロ距離になり臨戦態勢。その後方では4番手♯6田中を逃がすまいと♯12平山と♯5生形が張り付いていく。



 7周目にはトップと2番手との差は1.5秒開いて独走状態になる。そして2台で続いていた2番手争いに♯6田中、♯12平山が距離を詰めてくる。その2人から♯5生形が遅れ始めていく。


 10周目。いよいよ♯6田中が前に追いつき♯3福本。♯8高江洲。三つ巴の2番手争いとなる。♯6田中のペースについていききれなかった♯12平山は単独の4番手を走行。




 12周目の4コーナー。♯6田中が進入で♯8高江洲のインを取り3番手に浮上する。そのまま3台は更にペースを上げ自己ベストタイムを塗り替えていく。


 17周目。残り周回2周の4コーナーで針に糸を通すような狭いインの隙間に♯6田中が飛び込み遂に2番手に上がり熾烈な2番手争いの決着となる。


 最終的に♯2吉村はレース2も2番手に3.6秒以上の大差をつけて4連勝。開幕から走行した全てのセッションでトップ表示。この記録をどこまで伸ばすことができるか。2位♯6田中。3位♯3福本。4位♯8高江洲。5位♯12平山。6位♯5生形。7位♯7平山。8位♯11相馬。9位♯9知名。10位♯4熊谷という結果。



表彰式


レース1 表彰
レース1 表彰

レース1 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース1 第2位 # 08 高江洲 湊都


レース1 第3位 # 06 田中 陸



レース2 表彰
レース2 表彰

レース1 優勝 # 02 吉村 錬太朗


レース1 第2位 # 06 田中 陸


レース1 第3位 # 03 福本 裕士


ポイントランキング



 ポイントランキングは♯2吉村。♯6田中。♯3福本。♯8高江洲。♯5生形までのトップ5は変わらず。2ポジションアップの6位に♯12平山。同じく2ポジションアップ7位♯7平山。2ポジションダウン8位♯9知名。3ポジションダウン9位♯9熊谷。1ポジションアップ9位♯11相馬。11位♯10前田となった。


 次戦は6月28日。多くのワールドクラスライダーを輩出する名門コース、埼玉県 MotoUP桶川スポーツランドにて第3戦が開催される。




2026 FIM MotoMini Japan Series

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